こんにちは☻
マウスピース矯正(インビザライン矯正)中の受付のゆきです!
今日は前回のブログで少しご紹介した 『IPR(アイピーアール)』 について少しお話をしていこうと思います!
前回のブログはこちら>> 第9回 矯正治療中の虫歯治療
IPR(アイピーアール)とは?
IPR: InterProximal Reductionの略で「アイピーアール」と呼びます。
簡単に言うと、『歯を並べるための隙間を確保するため、歯を数ミリ単位で削ること』を言います。
もともと、矯正をする方は歯が重なってたり、生える位置がズレてきていたり、変に角度がついて生えてきたりという方が多くいらっしゃると思います。
歯に対して顎のスペースが少ない為に『叢生』(歯がボコボコ、ガタガタの状態)になります。
※小児矯正ではこの歯と顎のサイズを合わせるために骨格矯正(主に顎)をします。
その不足しているスペースを補う為に、マウスピース矯正(インビザライン矯正)ではIPRを多く利用します。
その他様々な方法がありますが、インビザライン矯正中は特にIPRが大切になってきます。
(すべての方では無く対象の方のみ行いますが、他の矯正方法と比較するインビザライン矯正の方に多くIPRを採用しています)
<その為スペース確保の方法例>
- 抜歯(歯を抜いてスペースを補います。スペースや顎のサイズが大きく不足している場合に行います。)
- 臼歯部遠心移動(歯を喉側の奥に移動させスペースを確保する方法)
- 側方拡大・前方拡大(歯を横や前に広げてスペースを確保する方法)
月1の調整日の重要性
マウスピース矯正は自分で着脱ができる分、調整のタイミングや装着時間によって歯の移動スペースや状況が変化します。
適切な時期に適切な歯に適切なIPRを行う事が必要である為ご来院をお願いします。
※数ミリ単位での微調整が大きく治療経過を左右します!
歯を削ると言うと、『 痛くないの? 歯に悪くないの? 』と思われる方もいらっしゃると思いますが
歯の健康・寿命に問題のない安全な範囲でIPRを行いますのでご安心ください。
でも、隙間が埋まるまでの間は食べ物が詰まりやすくなるのでフロスなど使用し綺麗にしてあげてくださいね⭐︎
このように、インビザライン(マウスピース)矯正は1週に1度マウスピースを交換する為より細かな変化が多くあります。
インビザライン矯正も当院では月に一度ブラケット矯正時と同じようにご来院をお願いします♪