こんにちは 院長の安田です。
今回のテーマは今はやりの「予防歯科」です。
最近CMなどで、歯の話をよく見ますよね!
歯医者さんに褒められる歯になりましょうとか、様々なキャッチコピーを耳にします。
予防歯科、このコンセプト自体は昔から存在していました。
欧米諸国、特にスウェーデンなどでは
何十年も前から予防歯科という研究がなされ、
予防歯科という概念であったり、どのように行えばいいのかなどは、
スウェーデンの有名な大学で研究された結果を読んで他国でも
日々進化してきましたが、根本は皆同じです。
大切なことは検診であったり、小児期の頃から歯科医院に関わることが重要です。
虫歯にならないようにするには、もちろん虫歯菌に感染しないことが重要なのですが、
お口の中には健康であっても必ず虫歯菌は存在します。
逆にその菌とうまくつきあっていくことで、虫歯菌がいても虫歯にならないのです。
ある一定の数に減らしておく必要があります。
予防歯科で行うこと
具体的には、食事の方法であったり、食事の時間、歯磨きのタイミングやフッ素の導入など、、、
その中でも特に食事は重要で、寝る前に食べないとか色々あるのですが、
勘違いされているのが食事をしても、すぐに歯を磨けば夜でも大丈夫という考え方です。
これは違っていて、食事を食べた瞬間に消化が開始され、
ここで出る唾液であったり消化酵素であったりが歯に影響を与えます。
なので歯を磨いても歯が原因ではなくて、
図のように、
①食べたものの糖分②お口の中の菌の数③食べた時間④歯の質 など
複数の原因が理由で虫歯になるので普段の生活から気をつける必要があります。
当院では、
- このようなことをお伝えし、
- 歯科医院で知識も身につけて、
- お口の中のことを理解してもらってからクリーニングも通っていただくという、
このパッケージ全てを総称したのが予防歯科と思っています。
ですのでクリーニングだけをしている歯科医院は予防歯科とは呼べないことになります。
当院では様々なパンフレットであったり、実際に一緒に歯磨きを指導したり、
その他歯に対する知識向上につながる情報は積極的に提供しております。
安田医院とも連携しており、お口だけではなく体全体の健康を考えた病院になっております。
お口のことで悩んだら安田歯科へ